「 器を育てる 」
という表現があります。
陶器を毎日使うことで、茶渋などの色が少しずつしみ込んでいき
落ち着いた風合いになっていくこと。
このたび、じっくりと育てられた信楽の器を金継ぎさせていただきました。
直接、くちをつけてつかう茶碗の欠けが気になっていたのですが、
金をまとうことで、また違った風合いになりました。
そして、またじっくりと育っていきます。